ポルトガル、こんにちは!

ポルトガル、子育て、ガストロノミー、事業について、忘れない様にぼちぼち書いています。

ここでちょっと長い自己紹介。1(日本編)

ここでちょっとKomieの自己紹介を・・・

 

随分と昔昔の話ですが・・・

行きたい大学に落ちたので・・・(曖昧にも・・・)一番苦手な料理(学校で最下位というレベル。笑)でも習って、で、もって当時の好きだった彼氏とさっさと結婚したいわ~。ちゅう馬鹿馬鹿しい考えで・・・調理師専門学校に入り・・・

卒業料理コンペで何と・・・・・・。汗

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卒業料理コンペ 1990年

そのままずるずるとフランス料理店”マルキーズ”に丁稚奉公決定。笑

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新フランス料理店マルキーズ 福岡市渡辺通り

この横にいるオーナーシェフの折居真百合シェフの経歴が半端なかった。

調理師免許+栄養士の資格を持ち、自衛隊上がり。

1988年から主厨としては皇太子の「料理番」(故)渡辺誠シェフの下で働き、東京のルコント、スイス、フランスのミシェラン店で修行をし、日本で初めて女性オーナーシェフとして福岡に店を出したのだ。

現在は、本物のスープを提供したい。と、のスープ工房”

yasai-fleshsoupe-natural.amebaownd.com

を設立。生のまま届ける為、賞味期限がとても短いですが、ネットで購入できます。

是非、本当のスープの味をご堪能下さい!

一言メモ:冷凍して売ればいいじゃないですか?と言ったら、”そんなもんなら、売らん方がよか。”と一喝・・・。

今では女性のシェフだって女性のオーナーシェフも珍しくないですが、ホテル厨房へ女性が入るのが許された年がちょうど私達の年代(1990年)だっただけに、相当な苦労をしたんだろうな。。と思う。

そんなシェフから、研修に行った時に・・・”鍛えちゃるから卒業したら来なさい。”と言われたのです。笑

一言メモ1:現在は、セレブシェフ等が現れ綺麗なイメージですが、当時、フランス料理店に入る事も、”水商売”と言われていたんですよ~。皆さん知っていましたか?

その後、どんどんと料理からワインに引き込まれていき、高級フランス料理店”高森倶楽部(ギアマンからの改名)”のソムリエ兼支配人でもあった渡辺大マネージャーと出会い、ワインの修行(のん兵衛修行ともいう・・)が始まった。

このマネージャーも経歴が凄い。修猷館(偏差値75。殆どの学生が東大を目指す。)卒業後、大学へ行かず、敢えて飲食業の道に進んだと言う異端児。ワインの知識レベルがとにかく半端ない。

一言メモ2:”ソムリエ”と言うと、最初にこの名が広がったのが垣五ちゃんのドラマソムリエ。漫画から来たんです。五郎ちゃんファンがOLを辞め、フランス料理店で(ワインの)修行したい!と殺到・・・・・・!ソムリエになるには最低5年の給仕が必要なんです。まぁ、ホテルやフランス料理店、混沌としました。飲食業は基本、流行の言葉で言うと”ブラック企業”。ドラマの様には行きません。OLはホワイト企業へお勤め。そんな会社の華であった彼女等が飲食業に入ると・・・労働時間は立ちっぱなしの12時間以上。休みが無い。夏は暑く、冬は寒い。キツイ。手は荒れる。で、大半のOL嬢がすぐ辞めていきました。。笑)因みにその後、可愛い頭のいいOL嬢達は、馴染みの店の店主に頼み込み、働いていた様に見せかけ、ソムリエの試験を受けていましたねぇ。ちっ。

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↑↑懐かしい・・・休憩時間に読んでいた・・こんなのが現実だといいなぁ・・・と。笑

修行を続けて10年が経ち、とうとう体にガタが来て、立ち仕事ドクターストップ。。。1年程、一般の仕事に着くも、やはり体がムズムズと・・・

そして韓国料理店(ただ家に近かった。。笑)の厨房に2年程単発で入ります。毎日毎日、苦手だったキムチをヒーヒー言いながら味見していました。

一言メモ3:福岡は釜山(韓国)と近い事から、とにかく本場ながらの韓国料理店が多かった。日本語、英語の下に、ハングルの交通標識が、当時既にあったほど、福岡は韓国ととても近かった!!

のちに配膳照会所(今で言う派遣会社)に所属し、今度は和の道(仲居等)へ入ります。。。

2000年、河豚割烹店”九一郎”に出会い、姉さん方々からは着物の着付け、和の給仕方法、お客様の前で河豚鍋を毎日作り、厨房の兄さん方からは、毎日の様に天然トラ河豚をしっかり食べさせてもらい(ウフフ)、5年間程学ばせてもらいました。

一言メモ4:よく、河豚通のお客様から、季節になると中毒のように河豚が食べたくなるのだょ。と聞いていました。嘘ばっかり。と思っていましたが、本当です。ブラジルに渡って半年後に恋しくなった、私の恋しい食べ物ランキングNO1は河豚だった・・・。そして、何とNO2はキムチだった!辛い物もやはり中毒性があるんですねぇ・・・。因みに天然トラ河豚の解禁時期は9月~3月の6ヶ月。ちょうど今、海が冷えだした頃からが食べ頃でーす

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今年2019年、一昨日のトラ河豚!

 

そして2006年ブラジルへと渡ります。。。。。(続く・・・)